2019年2月1日金曜日

第21話:EXCEL ENGLISH 5周年記念(その2)


前回ブログからの続き

日本滞在の貴重な2週間でMina先生がフォーカスしたのは、①日本の英会話の現状を知ること。②日本の食文化を知ること。③日本に住むための知識をたかめること




①日本の英会話、その現状を知る。

「日本の英語レベルをなまで感じることがとても大事」なのは、先生ではないBossにも容易にわかる。

中等教育学校の授業参観をさせていだいたり、大手英会話教室の授業を体験させていただいたり(前ブログでも書いたね)、さらには街に出て日本人と話す機会を得ること、看板に書いてある英語表記など、見るもの出会うものすべてが彼女にとっての「英会話教室開校の是非を判断する材料」だった。

浅草、スカイツリー、東京都庁、みなとみらい、中華街、原宿、秋葉原などなど、とにかく精力的に動き回った。


※2013年秋。秋葉原・浅草寺・スカイツリー・都庁訪問時の画像。






②食文化を知る。

日本の食生活に馴染めるかどうかは、長期滞在にはとても重要なこと。いろいろな日本食をためしてもらった。Mina先生は何でも「おいしい!」と食べてくれたので、その点はすごく安心した。


日本ならではの食べ物を嫁さんがMina先生にいろいろ振る舞った。画像はその一部。





③日本に住むための知識を得る

先生の母国に比べて、日本の物価はかなり高い。生活にかかる費用、節約の術など、学ぶことはいくらでもあった。


























自炊やお弁当、どれもこれもMina先生には新鮮なことばかりだったようだ。


この期間中、日本文化の伝授はほぼ嫁さんに任せ、Bossは?というと「就労ビザ」を取得させるための勉強と書類集めに専念した。



・・・・あっという間に過ぎた2週間。英会話教室開校にむけて「かならずここに帰ってくるわ!」と言い残してMina先生は帰国の途についた。

























日本での滞在を終え、早朝初便のバスで帰国するMina先生。



Bossにとってここからが試練だった。山ほどある入国管理局への難解な提出書類、しかもそのすべての英語文書に和訳をつけなきゃいけない。大使館では英語で対応しなきゃいけない。

ミスってビザ取れなかったら先生の夢がついえてしまうしね。

実際大きなミスをしたんで、そのエピソードをちょっと書いとこうかな。


・・・実はMina先生は翌2014年1月のうちにビザを取得して日本再上陸の予定だった。そしてそれに向けて日本国内の書類は完璧に仕上げて、入局管理局&(日本の)フィリピン大使館から許可をもらったんだ。許可書面をすべて先生に送付、就労ビザも取得できていよいよ出発の日。なんとMina先生は空港からの出国を拒否され、搭乗するはずだった飛行機は無情にも彼女なしに飛び立ったんだ。

Bossも先生もこのときに「アタリマエのこと」を忘れていた。

日本の入国管理局・大使館が許可を出しても、就労ビザが発行されても、本国(フィリピン側)の出入国管理局から最終許可がなければ海外就労できない。

出国に当たり、長期海外滞在できうるのかの健康診断も必要だったり、そういうのをすべて怠っていたわけだ。


もういちど仕切り直しをして、最終許可をもらうための資料作成を急ピッチで行い、約10日後、2度めのアプローチでやっと日本へ上陸となった。ほんとあのときはビビった。


・・・・次回ブログに続く・・・・


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